6月のニューズレター
アメリカにいた頃、通っていた教会でクリスチャンの友人からよくこう聞かれました。
「あなたは救われていますか?」
これが知らない人から聞かれたのなら無視をしますが、その人は異国に住む私にとって信仰の仲間であり、神さまの愛を分かち合ってくれた恩人でした。けれどもその時は何も答えられませんでした。自分に救いがあるのか、その確信がなかったからです。
牧師になる前、私は同じ質問を再び受けました。今度は神さまからでした。
「あなたは救われていますか?」
私はその声に恐れを抱き、すぐに自分のいた場所から逃げ出してしまいました。何人かのクリスチャンの友人がすぐに助けてくれたので私は元気を取り戻すことができました。しばらくしてから、自分に救いがないことが段々と分かってきました。
私はこのように神さまと教会の仲間から大事なレッスンを受けてきました。救いは私になかったのです。救いは神さまから来るものだったからです。ですから大事なことは自分の中をのぞき込んで、あれこれと救いを探すことではなく、今目の前に来て、手を伸ばしてくれている神さまの救いをつかむことだったのです。自分の頑張りに頼るのではなく、神さまの頑張りに頼ることだったのです。
神さまはすぐ近くに来て、手を伸ばしています。さあ、後はその手をつかむだけです。
🔷今月の聖書の言葉
主はわたしの力、わたしの歌、主はわたしの救いとなってくださった。
(出エジプト記15:2)
恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい。
(フィリピの信徒への手紙2:12)